再生木材/木材

遊具などの公園施設の素材、材料について。日都産業では、耐久性、安全性、デザイン性などさまざまな面から検討し、素材を選択していますこのページでは、日都産業の製品に使用されている木材・リサイクルウッドについて紹介しています。

再生木材(リサイクルウッド)

オレンジウッド

廃プラスチック(ポリエチレン樹脂)と廃木粉を主原料に複合された合成木材で耐候性、耐水性、耐朽性、耐磨耗性に優れています。オレンウッドの発火点は、天然木とほぼ同じであり、たばこの放置程度では、表面は焦げても、延焼はありません。日都産業では、ベンチの座板やデッキに使用しています。

N-WooD

木粉55%・プラスチック樹脂45%を原料として射出成型された合成木材です。N-WooDは、反る・割れる・変色するなどの劣化が極めて少なく、耐寒性、耐熱性、耐朽性に優れており、何度でもリサイクル可能な材料です。日都産業では、ベンチの座板に使用しています。

木材

ヒノキ

ヒノキの心材の色は淡黄褐色~淡紅色、辺材は淡黄白色をしており、心材と辺材の境は、はっきりしません。加工性が良く、仕上がると美しい光沢があり、特有の芳香があります。心材の耐朽性が高く、しかも長期の水湿に耐えることができます。日都産業では、ベンチの座板に使用しています。

レッドシダー

パーゴラ・ベンチの素材/レッドシダー米杉とよばれるヒノキ科の樹ですが、米国産の杉を意味するものではなく、ヒノキ科ネズコ属の針葉樹です。木肌は、淡桃褐色ないし濃褐色の色相を持ち、1本1本に色のバラツキがあり、経年変化によって、銀白色になります防腐・防虫効果の高いフェノールを多く含んでいるため、高い耐久性があり、豊かな芳香性もあります。また、針葉樹の中でも最小の比重と卓越した寸法安定性加工性があり、日都産業ではパーゴラやベンチなどに使用しています。

イペ

遊具のデッキの素材/イペ心材の色は黄色がかった緑褐色、辺材は黄白色をしており、心材と辺材の区分は明瞭です。木肌は緻密で、表面の仕上がりは良好です。反りやひび割れが少なく、材の安定性が高い木材です。道管中に黄色いラバコールを含んでおり、その成分が防虫効果をもたらしています。耐朽性、耐水性に優れ、防腐・防虫処理が不要です。日都産業では、デッキ材等に使用しています。

木材の強度的性質

樹種気乾比重曲げ強さ
(N/mm2)
圧縮強さ
(N/mm2)
せん断強さ
(N/mm2)
曲げヤング係数
(N/mm2)
耐久性
ヒノキ 0.41 73 39 7 8
スギ 0.38 63 34 5 7
レッドシダー 0.37 49 31 5 7
イペ 1.12 175 88 14 22 極めて大

防腐処理

日都産業の木製品に使用する防腐処理は、低公害の防腐剤(ニッサンクリーン)を用いた加圧注入処理を行なっております。ニッサンクリーンは兼松日産農林(株)の商標で、日本木材保存協会の認定薬剤です)

WPステイン

WPステインは、防虫・防腐・防カビ効果のある薬剤がはいった浸透性の木材塗料です。木材に通気性をもたせる塗料であり、塗膜には撥水性があるため、木部内部の水分を蒸発させると同時に外からの水の浸入を防ぎます。なお、防虫・防腐・防カビの機能を発揮させるために使用している薬物は全て「普通物」で、日都産業が使用しているWPステインは、それら「普通物」の薬剤をカプセル化して配合した、人体への影響や環境汚染の面でも安心できる水性塗料です。

左がWPステイン塗装前、右がWPステイン塗装後

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