標準使用期間

標準使用期間とは

標準使用期間とは、通常の気象条件、立地条件、利用状況及び維持管理状況のもと安全上支障がなく利用することができる期間として、構造部材として使用する素材の特性等考慮し、製造者が遊具の設計・製造時に設定されるものをいいます。(国土交通省指改訂版より)

標準使用期間

適切に維持管理される条件下において

構造部材が鉄製の場合
15年
構造部材が木製の場合
10年

を目安として設定。(JPFA-SP-S:2014)

構造部材と消耗部材

構造部材とは、標準使用期間を通して使用される部材をいいます。消耗部材とは、標準使用期間内においても、修繕することが前提とされる部材をいいます。(JPFA-SP-S:2014)

POINT構造部材である支柱の耐久性を上げるために

日都産業では、構造部材である支柱の耐久性を上げるために、鋼材に処理施しています。ジンクロートメッキ(電気亜鉛メッキJIS-H8610)を20μm以上膜厚にすることで、鉄製遊具の標準使用期間とされている15年(*)の耐久性を、地際部も含め、得ることができます。

*平均的な環境での試算であり、臨海地域、工業地区など、設置環境によって異なります。

主な消耗部材(部品)とその推奨交換サイクル

遊具 消耗部材(部品) 推奨交換サイクル
ぶらんこ 吊り金具・チェーン・回転軸など 3年〜5年
スプリング遊具 スプリング 5年〜7年
回転ジャングルジム 軸受け 5年〜7年
ローラーすべり台 ローラー 5年〜7年
ロープウェイ ケーブル 5年〜7年
滑車部 3年〜5年
握り部 3年〜5年
ネットクライマー
ロープクライマー
ネット 3年〜5年
ロープ 3年〜5年
ワイヤー入りロープ 7年〜10年

推奨交換サイクルは、維持管理を行うための目安です。点検の結果、磨耗等が確認された場合は、磨耗の度合いや推奨交換サイクルを参考に、部材(部品)の交換をご検討ください。

このページのトップへ